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コープくらしき診療所ニュース 2019年1月号

年頭のご挨拶を申し上げます。

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あけましておめでとうございます。
 最近自然災害が頻発しています。2018年を表わす漢字一文字『災』が示すとおり、昨年は災害に見舞われた一年でした。命に関わる危険な暑さ、北海道胆振東部地震、台風21号による強風被害、そして、何と言っても7月の西日本豪雨による真備の水害です。岡山県は穏やかな天候に恵まれた所で、自然災害の少ない地域ですが、真備水害では、あらためて自然災害の恐ろしさを実感させられました。小田川や高梁川の治水対策の不備という人災の側面はあるにせよ、改めて自然災害の恐ろしさを認識する機会となりました。
「日本人は太古の時代から台風、地震、津波、火山噴火など数えきれないほどの自然災害を経験し、日本人はそれを乗り越えてきた。そのため日本人は、『わがままを言わず、苦しい状況に耐える』『みんなで協力し合って、復興に努力する』といった遺伝子を持っている人が多い」と言う歴史学者もいます。日本は世界でも有数の自然災害の多発地域であり、そこで長く生活するには、自然災害から身を守り、災害後に復興を進めていくという点で、社会システムや科学が発展する以前においては、遺伝子が重要だったのかもしれません。
 最近は何かと自己責任論が振りまかれ、本来社会として解決をはかるべき課題を、個人の責任に転嫁しようとする論調が振りまかれています。自然災害に限らず、人災(公害、戦争など)、病気などの個人の力では防ぎきれない災難は存在します。行政を含めた地域協同体によるセ−フティネットワークが一層求められており、健康と生活を守る共同体としての医療生協のような組織の重要性も増しているように思われます。

コープくらしき診療所 所長 中尾英明

●お知らせ

新年は1月4日(金)より通常どおり診療します。
TEL(086)434−8000

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